タイヤ交換は4つのタイミングで判断しよう

 

新車を購入すると新しいタイヤがついているのでしばらくは安心して走ることができますが、中古車を買った時や、年数が経ってきた時、日常点検などでも、定期的にタイヤの消耗具合をチェックする必要があります。

タイヤ交換のタイミングを判断するには以下の4つの点が目安となります。
素敵なカーライフを送るためにも、イレギュラーは早めに対処しておきたいですよね。
クルマを快適に、そして安全に乗るためにも、この記事でタイヤ交換の適切なタイミングをチェックしておきましょう!

溝のスリップサインをチェックする

確実な判断方法がタイヤの溝についているスリップサインのチェックです。

新品のタイヤには8㎜の溝があります。
それがだんだん減ってくるとスリップサインがタイヤの溝とフラットになり、タイヤ交換の時期をお知らせしてくれます。

スリップサインは、タイヤの側面にある三角マークの先端を辿ると、溝に一部ゴム部分が盛り上がった場所にあります。

タイヤの溝が1.6㎜以下のままで公道を走ると、法令違反となってしまいます。
タイヤには全部で4~7個のスリップサインがありますが、そのうちの1個でも出るとアウトです。
スリップサインが目立つ前にタイヤ交換をしましょう。

また、一般的にはタイヤの溝が4㎜を切ると性能が落ちてしまうと言われています。
自分で思いついたとき気軽にタイヤの溝深さをチェックしたい場合は、タイヤ摩耗計を用意するのをおすすめします。

 

画像の赤枠部分がスリップサイン、これくらいの溝になったら交換をオススメします。

 

溝とスリップサインがほぼ一緒になっています。こうなると危険、すぐ交換したほうがいいですね。

製造年数をチェックする

2つ目はタイヤの製造年数から判断することです。
一般的にタイヤの消費期限は4~5年(スタッドレスはゴムが柔らかいため3年程度)と言われており、その年数を超えない範囲がタイヤ交換をするタイミング、ということになります。

タイヤの製造年数は、タイヤの側面に4ケタの数字で刻印されています。
前の2ケタがその年の何週目に製造されたか、後ろの2ケタが製造年です。

画像の場合は2020年の7週目(2020年2月上旬)に作られたタイヤということになります。
そこから数えて4~5年後の、2024年~2025年2月上旬ごろがタイヤの消費期限となります。

車の走行距離をチェックする

3つ目は車の走行距離です。
車のサイズや使用状況などにもよりますが、5,000㎞でタイヤの溝が1㎜減るといわれています。
計算をすると、5,000㎞×(8㎜-1.6㎜)=32,000㎞走ると1.6㎜の溝になります。

とはいえ、1.6㎜になってしまうと即アウトです。
できればタイヤの溝が4㎜くらいになる20,000㎞を目安にタイヤ交換をするのをおすすめします。

タイヤの摩耗具合を目視でチェックする

最後は目視でのタイヤチェックです。
日常点検で見ておきたいポイントは以下の4つです。

・ひび割れ
・亀裂
・異物の刺さり
・偏摩耗

スリップサインが出ていなくても、まだまだ走行距離が浅くても、何らかの原因でひび割れや亀裂が起きてしまい、そこからタイヤのパンクなどに繋がってしまったら危険です。
普段からタイヤをチェックするクセをつけておいて、あらかじめ危険を回避できるようにしておきましょう。

ひび割れてるのがおわかりでしょうか、ここまで酷いと空気漏れや最悪バーストの危険があります。

 

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