車の部品の中でも消耗品の部類に入り、交換の頻度が高いのがタイヤです。
頻繁に変えるとその分タイヤの費用や工賃もかさむので、本音を言えばできる限り長く使いたいですよね。
そこで今回は、タイヤを長持ちさせるための6つのポイントを伝授します!
空気圧を適切にする
一つ目はタイヤの空気圧を適切に保つことです。
自分が乗っている車の適正空気圧は、運転席のドアの内側や、給油口付近にあるステッカーでチェックできます。
タイヤの空気圧は、ディーラーはもちろん、ガソリンスタンド、カー用品店、整備工場などで無料で点検してもらえることがほとんどです。
空気圧が適正値よりも低い場合、大げさに言ってしまえばタイヤがたわむ状態になっており、摩耗が早くなってしまいます。
月1くらいのペースで空気圧をチェックしておきましょう。
車内に荷物を詰め込まない
タイヤは走るだけではなく、車を支える役割もあります。
支える重さが大きければ大きいほど、その分タイヤの摩耗が進んでしまいます。
アウトドア用品やスポーツ用品など乗せっぱなしのものがあれば、一度見直してみましょう。
「急」のつく動作を控える
急発進、急ブレーキ、急カーブをすると、タイヤにかなりダメージを与えてしまいます。
タイヤはもちろん、車や同乗者にも優しい運転を心掛けましょう。
タイヤのローテーションを行う
タイヤは新しくしてから4本同時にすり減ってくるのではなく、バラバラに減っていきます。一番減りが早いのが運転席の真下にある前輪タイヤです。
偏った摩耗を避けるために、タイヤのローテーション、いわゆる位置の変更を行う必要があります。
ローテーションの方法は、車が前輪駆動(FF)か後輪駆動(FR)もしくは四輪駆動(4WD)かで変わってきます。
適切な方法で保管する
春~秋はサマータイヤ、冬はスタッドレスに履き替える人も多いのではないでしょうか。
その際にシーズンオフのタイヤを保管すると思いますが、この保管時にも気を使ってあげたいところ。
タイヤは直射日光、雨、熱、油で劣化していきます。
とくにタイヤを室外機の近くに置いていたり、火花の飛ぶような工事現場の近くで保管していると危険です。
あと、できればタイヤラックを使い、ホイールがついているときは横積みに、ホイールがついていないときは縦積みにすると良いでしょう。
毎回出し入れするついでにタイヤをチェックして、そろそろ消費期限が近づいてきたり、小さな亀裂が入ってきたりしたら交換を検討してください。
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