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トーヨータイヤについて
国内向けの乗用車タイヤブランドである「トーヨータイヤ」。
企業としては米国向けに作られた乗用車用タイヤ「ニットー」も打ち出していますが、ここではトーヨータイヤの主力商品とその特徴についてまとめていきます。
海外で高い評価を得ているトーヨータイヤ
トーヨータイヤは2008年にブリヂストンと業務・資本提携をしていることにより、製造開発やタイヤの原材料などの調達を行ってきました。
2018年にはお互いが持つ株式の50%をそれぞれ売却していますが、引き続き業務・資本提携をしていて、時代のニーズに合ったタイヤを打ち出しています。
国内のタイヤメーカーですが、実は海外での評判が高くオフロード向けのタイヤは高い人気を誇っています。
実績として全日本ツーリングカー選手権にてスポーティータイヤのTRAMPIOがチャンピオンを獲得しているなど、レース分野で活躍しています。
トーヨータイヤ主力商品の特徴
TRANPATH(トランパス)
近年、ミニバンの売れ行きが好調であることを受けこのトランパスが人気となっています。
その昔まだセダンが乗用車として主流だった1995年にトランパスが発売されましたが、時代の流れとともにミニバンが街乗り用としてドライバーに選ばれはじめると、次々とトランパスもラインナップを増やしてきました。
現在はスタンダードタイプの「mpZ」、ミドルクラスミニバン専用の「ML」、ラグジュアリーミニバン専用の「LuⅡ」、軽自動車用の「LuK」があります。
また、同一ラインナップには珍しく「Winter TRANPATH TX」というスタッドレスタイヤも作られており、年間を通してトランパスシリーズでタイヤを履かせることができます。
OPEN COUNTRY(オープンカントリー)
オフロードはもちろん、普段使いまで。大型SUVが普及している北米で高い評価を得ているオープンカントリー。
もともと北米向けの商品だったのですが、2016年に日本で販売が開始されました。
世界のオフロードレースでも実績を挙げている実力派タイヤです。一部ではタイヤの側面にホワイトレターの印字がされており、アウトドアで抜群の存在感を高めてくれます。
ラインナップは「M/T」、「R/T」、「A/T plus」、「U/T」の4種類。ホワイトレターの印字は「M/T」と「R/T」の一部で選べます。
PROXES(プロクセス)
スタンダードタイプからスポーツタイプまで取り扱っているプレミアムタイヤ。とくにウェットグリップ性能が高く、いずれのサイズにおいてもタイヤラベリング制度で最高評価の「a」を獲得しています。
ラインナップはSUV専用モデルのスポーツタイヤ「Sport SUV」、静粛性・低燃費性能の高い「CL1 suv」、操縦安定性を高めた「CF2 suv」、セダン、スポーツカー用「sport」、「C1S」、「CF2」、サーキットでの走行に特化した「R1R」、モータースポーツ用「R888R」、「R888R Drift」となっています。