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MICHELINタイヤについて
フランスの大手タイヤメーカー「ミシュラン」。2019年には世界1位の売上を突破し、
現在では世界3大タイヤメーカーとして、ブリヂストン、グッドイヤーとともに肩を並べています。
そして今もなお世界最大級のタイヤ会社として王の座に君臨しています。
一方でレストランや宿泊施設など三ツ星で格付け評価をする「ミシュランガイド」を発行している企業でもあります。
世界各地の気候に合わせたタイヤを開発
ミシュランはフランス、アメリカ、日本と世界に3拠点の研究センターを構えていて、さまざまな地域の気候や道路環境に合わせたタイヤ開発しています。
国内では群馬県太田市に「太田R&Dセンター」を構え、主にアジア市場向けのタイヤ研究&開発を行っています。
日本ではエコタイヤブームが加速していることで、太田R&Dセンターではミシュランの低燃費タイヤである「ENERGY(エナジー)」シリーズが開発されました。
またミシュランは業界初の全額返金制度を設けています。対象は正規輸入品を店頭で購入されたものに限り。
夏タイヤは購入から60日間、スタッドレスタイヤは90日間となっています。
こうした保証制度を設けられるのも、業界大手ならではと言えるでしょう。
ミシュランタイヤ主力商品と特徴
PRIMACY(プライマシー)
ミシュランのプレミアムコンフォートタイヤ。高級感のあるハイレベルなモデルです。
ラインナップは全3種。「PRIMACY4」は全モデルの「PRIMACY3」と比べ、ウェットブレーキング性能が約13.3%UP。さらに履き始め~履き替えまで長く安心できるのも特徴です。
16サイズで転がり抵抗等級「AA」も取得しています。18インチ以上のタイヤはベルベットのようなプレミアムタッチデザインを採用していて、見た目も満足できるモデルです。
「HP」は「ハイ・パフォーマンス」の意味通り、快適性とスポーツ性能を両立させたモデルです。
ENERGY(エナジー)
ミシュランのエコタイヤ。もともとエコタイヤの発想はミシュランの「グリーンタイヤ」が発端だといわれていることもあり、エコタイヤの本家とも言える製品シリーズです。
エナジーは日本の道路事情に合わせて設計されたタイヤ。ラインナップは軽自動車、ミニバン、セダンまで幅広く対応。
雨の日にも安心なウェットグリップ性能も高めた「SAVER4」、ワイドな接地面で高速走行などの不安な場面でも安心な「SAVER+」、「SAVER」があります。
X-ICEシリーズ
ミシュランのスタッドレスタイヤ。X-ICEシリーズは5種類あります。
まずは軽自動車~SUV、ミニバン、スポーツまで幅広く対応している「SNOW」、「SNOW SUV」です。
「SNOW」X-ICEの中でも上位ランクのタイヤで、従来モデルの「X-ICE³+」と比べてアイスブレーキング性能が9%、雪上ブレーキング性能が4%UP。北海道士別市で行われたテストでは、様変わりする一般道での路面の状況でも柔軟に対応できる非常にバランスのいいタイヤだと高評価でした。
他にラインナップは「XI3」「XI2」バン、ライトトラック、キャンピング用の「AGILIS X-ICE」となっています。