ダンロップのタイヤについて
イギリス発祥のダンロップ。現在は住友ゴム工業のブランドとなっており、自動車用のタイヤだけではなくゴルフ、テニスなどのスポーツ用品や、アウトドア用品なども打ち出しています。
国内シェア2位を誇るダンロップがどのようなメーカーなのか、主力商品とタイヤの価格帯をチェックしていきましょう。
ダンロップタイヤの最先端技術
ダンロップはさまざまな最先端技術を駆使して世にタイヤを送り出しています。
2011年にはその革新技術を大幅にパワーアップさせ、タイヤの開発~製造までを刷新しました。
まずはゴムの内部構造をナノからミクロンレベルまで解析して、低燃費性能、グリップ性能、耐摩耗性能を可能とする「ADVANCED 4D NANO DESIGN」。
タイヤを構成する材料にスポットを充ててさまざまなシミュレーションを行いながらゴムの特性を予測する「4D NANO DESIGN」。
ロードノイズ、パターンノイズ、空洞共鳴音を最大限に抑える特殊吸音スポンジ「サイレントコア」。
タイヤの製造にスポットを充て新たに工法を刷新し、超高精度を実現した高精度メタルコア製造システム「NEO-T01」。
そして、タイヤ開発時にさまざまなシミュレーションを迅速かつ精緻に行う「Digital Rolling Simulataion」です。
タイヤの内部構造、材料、スポンジ、製造、開発まで、スーパーコンピューターや大型放射光施設などの国内の施設を使い、どんどん発展していってるのがダンロップのタイヤなのです。
※ここで紹介した技術は、タイヤの種類によって採用されている技術が違います。
ダンロップタイヤの主力商品の特徴
VEURO
ダンロップの最上級プレミアムライン。低燃費性能は若干劣りますが、ウェット性能、ドライ性能、操縦安定性、静粛性脳、乗り心地、ハイドロプレーニングなどバランスを高めたものがVEUROになります。
タイヤラベリング制度において、転がり抵抗性能は「A」、ウェットグリップ性能は最高ランクの「a」および「b」を示しています。
エナセーブ
ダンロップの低燃費タイヤ「エナセーブ」。ただ低燃費性能を上げただけではなく、自然環境保護を実践し、”地球にやさしい低燃費タイヤ”を謳ったのがエナセーブです。
ラインナップは3種類、軽自動車からセダン、ミニバンまでのサイズを取り揃えた「EC204」、ふらつきにくさをウリにしたミニバン専用「RV505」、エナセーブの上位モデルで雨の日の安心感も追及した「NEXTⅢ」となっています。
WINTER MAXX
ダンロップのスタッドレスタイヤ「WINTER MAXX」はざっくり分けて2種類あり、氷上性能に特化した「03」と、03と比べて全体的にバランスを重視し、とくに寿命に関わるライフ性能をプラスした「02」があります。
それとは別にSUV専用の「SJ8」があり、こちらはSUV特有のふらつきにも対応させ、安定感を高めたタイプとなっています。